音楽配信サービス AWA レビュー

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2018年8月以降、すべての記事は「ブログ♪Note」で更新しています。音源レビューや音楽のリリース情報、日常の景色などの記事を掲載しています。是非ご覧下さい。

音楽配信といえばiTunesSpotifyの独壇場ですね。この2大勢力以外に3年前の2015年より日本で音楽配信サービスを開始したのが、今回ご紹介するAWAです。

音楽配信サービス AWA レビュー

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最初の印象

AWA無料プランと月学960円のスタンダードプランが存在します。 有料プランでも最初の3ヶ月は無料なので、スタンダードプランを使用してみました。

AWAとは

AWAは、サイバーエージェントとエイベックス・デジタルの共同出資によって設立されたAWA株式会社が提供する音楽配信サービスです。配信楽曲数は世界最大規模の4,500万曲以上。Google Playの「Best of 2017」日本版において、アプリの中で頂点となる「2017年 ベストアプリ」を受賞しました。

無料と有料の違い

無料版は楽曲フル再生ができません。45秒間のダイジェストとなります。音楽が入っているプレイリストの全体の傾向を知るのには便利です。これだけでも結構楽しめます。ただ、1曲と向き合って音楽鑑賞できません。サビの手前のいいところで音楽がフェードアウトというようなときもあって、フラストレーションがたまります。

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有料版のスタンダードプランはプレイリストの曲もすべて楽曲フル再生します。公開されているプレイリストが気に入って、AWAで音楽を聴き続けるのならスタンダードプランにシフトするのがいいかもしれません。特に現在どこの音楽配信サービスとも契約されていない方は、選択肢に考えられると思います。

使ってみた感じ

現在では音楽ストリーミング・サービスが結構増えました。ただ、AppleMusicとSpotifyの独壇場と思います。ボクは最初、AppleMusicを使っていましたがSpotifyに乗り換えました。

これは個々人の音楽との関わり合い方によって、好みとか便利度が分かれてくると思います。AppleMusicは対応している日本の曲やメジャー系の曲が豊富です.。有名どころの楽曲検索ならAppleMusicの方が見つけられる可能性が高いかもしれません。

Spotifyはインディーズ系アーティストに強い気がします。一般公開されているプレイリストから、知らないアーティストとの偶発的な出会いがあります。楽曲がリスナーにどれだけ聴かれているかも大まかにわかります。再生回数の少ないイイ楽曲を見つけたときには、凄い発掘をしたような気になります。ボクがSpotifyのほうを使うようになった理由はこのあたりかもしれません。それと見た目のデザインも好みです。

SafariScreenSnapz002 Photo credit: Serge Seva

で、AWAですがこういった偶発的な音楽との出会いが結構あります。これは後述するプレイリストの仕様だと思います。AWAを利用することで音楽との距離感とか関わり方が変わってきます。これはものすごく大事なことだと思うのです。現在、曲数も世界最大ということです。

これは、「お気に入り」の曲を共有できるソーシャル機能があるからなのですが、音楽の共有から共感へレベルアップしている部分が大きいと思います。

これからの音楽配信サービスのあり方として、「音楽と関わる場の提供」というのがコンセプトとして重要ではないかと思います。**そこに行けば素敵な音楽に出会えるかもしれないという期待感**がとても重要に思います。

AWAはそういった期待に充分応えてくれそうです。

楽曲のフル再生はStandardプランの登録が必要です スマホ用の無料アプリもダウンロードできます

自由なプレイリスト

AWAの特筆すべきは自由なプレイリストの存在です。

AWAのプレイリスト

ボクはAWAのプレイリストがとても気に入っており、このサイトでのプレイリストも全部AWAのものを使っています。他のものよりもデザインが良いです。サイトに掲載する上で最も気に入っている部分が「フェードイン、フェードアウト」の機能です。ソングリストの45秒間のダイジェスト再生でも、プッツリ切れることなく連続的に美しく再生してしてくれます。

また、プレイリストは左下のアルバム画像をクリックすることで楽曲リスト表示に切り替わります(AWAアプリと提携している場合)。

AWAのプレイリストはたとえ無料であっても、音楽を美しく聴かせることに意識をむけいているところに好感が持てます。ただしAWAプレイリストは音量コントロールが出来ないので、いきなり爆音でなることもあるので注意が必要です。

音楽好きのコミュニケーション

利用者が公開できるプレイリストはSpotifyでもありますが、AWAは若干仕様が違います。それはソーシャル機能がついているところです。

ソーシャル機能といってもごくごく簡単なもので、人が作ったプレイリストを「お気に入り」登録できて、作った相手にもそれが伝わるという仕組みです。お互いメッセージのやりとりなどは出来ません。これが出来るようになると「神」アプリになるという人もいますが、運営する側に大変な経費がかかってしまいます。おそらくシンプルである一番の理由は、ソーシャル機能としての割合が大きくなると本来の「音楽を聴く」という目的が薄れてしまう懸念があるのではないでしょうか。インスタグラムの音楽版のようになるとそれは素晴らしいと思うのですが...難しいところですね。

一見地味に見える「お気に入り」登録の有無ですが、全然見ず知らずの人が自分の作ったプレイリストを「お気に入り」登録してくれると、単純にうれしいです。AWAアプリそのものに「通知」機能がついているので、こういった通知が入ってくると地味にうれしいです。

楽曲のフル再生はStandardプランの登録が必要です スマホ用の無料アプリもダウンロードできます

プレイリスターという存在

ボクがAWAの存在を意識するようになったのは、 ここでのプレイリスターの存在です。エゴサーチをした際にAWAをつかってボクの曲を紹介してくれている人たちがいることに気がつきました。プレイリスト通じて、いろんな人がこの場所で音楽を共有していることを知りました。

プレイリスターとは、プレイリストを作成してたくさんの人と音楽をわかちあっている人のことです。

音楽が違法にダウンロードされている時代がありました。ほとんどの人が**音楽を通じて喜びを共有**するという目的から、違法な行為をしていることに鈍感になっていたのかもしれません。

あれから数年たって現在、音楽配信というものが定着して、音楽ファイルに対してもお金を払わないと盗みであるという認識が広がりました。

SafariScreenSnapz002 Photo credit: Pascal Rey Photographies

そして自分の好きな音楽のリストを編集してプレイリストを作り、ネットでそれを公開する人たちが生まれました。違法で怪しげなサイトではなく、音楽を提供する公共の場で**音楽を通じて喜びを共有**出来るようになったのです。

自分がプレイリスターとなって好きな音楽のプレイリスト作る。好きな音楽が含まれている他の人のプレイリストを聴く。ネットの中で**音楽を通じて喜びを共有**できる、理想の環境が整いつつあります。ここにAWAでは、さらに「お気に入り」などの機能がついて、共有から共感へとつなげていっているのです 。

「お気に入り」したプレイリスターが新しいプレイリストを作ると、お知らせアラートがつくのでそれを毎回聴くのもまた楽しみのひとつです。

マーケティングツールとして

AWAには、Spotifyのような音楽制作者側へのマーケティングツールは提供されていません。しかしプレイリストを利用することによって、マーケティングツールとして活用できます。

配信する側にとって、AWAを使うメリットについて考えてみたいと思います。

マーケティング戦略

それでは、マーケティングという観点から音楽配信とプレイリストの存在を考えてみたいと思います。といってもグラフなどを使って、具体的な検証をするわけではありません😅

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ストリーミング配信はダウンロード販売に比べて単価も低く、極端に収益が減るように思われがちです。しかし、CDや楽曲ダウンロード販売は一度買えばそれっきりです。いったん手元に落ちてしまったものは、安心して「後で聴こう〜♪」という状態のこともあります。場合によっては1度聴いたものの、それ以降、聴いてもらっていないという可能性もあります。

プレイリストにある曲は繰り返し聞かれる確率が高いです。たとえストリーミングでの1曲あたりの単価が低くても、一度そのループにうまくはまり込むと、ひとつの曲から継続的に収益が発生することになります。ダウンロードやCD販売だと一度で終わりだったものが、月額課金とプレイリストとの連携で継続的に収益が発生することになるのです。

この仕組みをうまく利用して戦略を立てていくことが、音楽配信ビジネスを運営する側にとって、大事なことだと思います。具体的な方法は各自のスタイルによって違うと思います。

きちんと収益を確保するつもりなら、ネットだからといってオンラインだけで活動するなく、オフラインでの活動も重要と思います。どんな職業でもきちんとした収益が得られてるビジネスというのは、活用できるものはすべて活用しています。その中で各自、要不要というのが出てくると思います。

最終的には音楽配信で収益を得るつもりなら、ちゃんと稼げているブロガーやアフィリエイター並みにオンライン・ビジネスに関して勉強する必要があることはいうまでもありません。データ解析や情報収集は怠ることなく勉強しないといけません。特に音楽配信は一部広告収入(Spotifyフリー版から)も得ている、クリックして音楽再生すること等、アフィリエイトと非常に似ていると思います。

あとは繰り返し再生してもらえるかどうかという方法を考えるわけですが、その際にプレイリストの存在はとても大きいです。

もちろん大前提として、作品をしっかりと作り込んでいくことが一番重要なのですが😜

Playlisterとの連携

センスのいいプレイリストはオーディエンスが好んで聞くようになります。フォロワー多くなってきて、そこで取り上げられた音楽がたくさんの人に聴かれる機会も増えます。こういったプレイリスターの方に楽曲を取り上げてもらうことで、たくさんの人に聴いていただけるチャンスが生まれます。

緒方悠のアルバムをAWA人気のプレイリスター、sahoさんに取り上げていただきました。おかげ様で毎月の再生回数も安定していて、また多くの方に知ってもらうきっかけとなりました。

ピアノ曲のリスト いろいろ作ってますけど このアーティストさんの演奏は パワフルで ぐいぐい 引き込まれる感じです〜by saho

楽曲のフル再生はStandardプランの登録が必要です スマホ用の無料アプリもダウンロードできます

 
コンスタントに良質のプレイリストを作成しているプレイリスターから、オーディエンスがどういうものを好んでいるのかということが知ることが出来ます。何よりも業界の大人の事情が絡んでいない人たちが作っているプレイリストには、音楽に対する素直な気持ちが伝わってきます。

プレイリスターに挑戦

プレイリスターに自分の曲を取り上げてもらおうと思っても、それは偶発的な出会いでしかありません。そこで、自らプレイリスターに挑戦してみるという手もあります。ただし、人気のプレイリスターになれるかどうかの保証もありませんし、努力が報われるという可能性もありません。「人気」という不確かなものを相手にしている以上、仕方の無いことかもしれません。

ただ、最初から自分の作った音楽を誰かに伝える努力をせずに、誰かが取り上げてくれるのを待っていても仕方ありません。「人気」のプレイリスターにならなくても、プレイリストを作成することで音楽を通じて交流をすることは出来ます。

*プレイリストの作成は無料プランでも可能ですが、Standardプランに登録しないと「新着プレイリスト」に掲載されません。プレイリストを作っても「新着プレイリスト」に掲載されないと、偶発的なオーディエンスとの出会いしかありません。プレイリスターとしてプレイリストの公開を考えているのなら、Standerdプランの登録は必須かと思います。

ということで、早速プレイリスターに挑戦です。ひとつのプレイリストに入れられる曲は100曲まで、そのうち公開できるのは8曲までです。8曲しか公開できないので、おのずと厳選した選曲となります。このあたりは、ひとつのプレイリストに楽曲を大量に入れることの出来る、Spotify等のプレイリストとうまく棲み分けができていると思います。Spotify等がDJもしくはラジオステーション型だとすると、AWAはプロデューサーもしくはアルバム作成型といえそうです。

プレイリスト自体はいくつでも作れます。プレイリスターとよばれる人たちは、平気で500個くらい作っています。

  • 自分の作ったプレイリストは放置せず聴く
  • 他の人の作ったプレイリストをたくさん聴く

この2点は必ず覚えておきたいところです。自分で作っておきながら、聴きもしないプレイリストを誰かに聴いてもらおうなんて、虫が良すぎますよね。他の人のプレイリストもたくさん聴いて研究してみたいと思っています。

2018年8月以降、すべての記事は「ブログ♪Note」で更新しています。音源レビューや音楽のリリース情報、日常の景色などの記事を掲載しています。是非ご覧下さい。

 

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神出高志と書きます。本名です。でもちょっと固いイメージなので、カタカナ表記にしています。

音楽製作ではヒビノカケラ、ピアノを弾くときは緒方悠と名乗っています。でカミデタカシはアコーディオンを弾くときです。全部同一人物です。明らかに表現方法が違うために、配信などでジャンル分けしたときに管理をわかりやすいようにしているのです。

毎日音楽と関わっています。死ぬまで続けます。それは単純に自分にとって一番、幸せになれる方法だからです。そういったことも含めて、いろいろブログに綴っていきたいと思っています。

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