Song for RG / カミデタカシ

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2018年8月以降、すべての記事は「ブログ♪Note」で更新しています。音源レビューや音楽のリリース情報、日常の景色などの記事を掲載しています。是非ご覧下さい。

Spotifyの「カミデタカシ」ソングリストに過去のものを追加しました。今まで、国内Spotifyでは公開されていなかった、過去にリリースしたアルバムやシングルが一挙に公開されました。

 

今回はその中からかなり以前に作った曲、「Song for R.G」について書いてみたいと思います。


(Spotifyアプリをダウンロードいただくと、無料でフルコーラスお聴きいただけます)

「R.G」って誰のこと?

「R.G」とは誰かのイニシャルというのは想像が付くと思います。

アコーディオンのマエストロ、Richard Galliano(リシャール・ガリアーノ)のことです。

ガリアーノ氏にお会いしたのは、かれこれ10年近く前の話でしょうか。

セミナーの受講生として

東京でガリアーノ氏のアコーディオン公開セミナーがあるというので、日本アコーディオン協会より依頼があり「受講生」ということで参加。参加したのは「小春」さん、「田の岡三郎」さん、そしてボクです。全員プロ奏者なのに「受講生?」という、この協会の意図に違和感を感じつつも、ガリアーノ氏に会える機会を逃す手は無いと思いました。

「受講生」として参加するのは癪なので、裏からイベントスタッフに手を回して、こちらからサプライズ企画を持ちかけました。

それはガリアーノ氏に曲を書いて、セミナー修了後、サプライズとして参加者3人で演奏するというものでした。

当日は公開セミナーですので、ガリアーノ氏を一目見たいというオーディエンスがたくさん来られました。参加者3人各自が「受講生」として課題をこなした後、サプライズとして、ガリアーノ氏の為に書き下ろしたオリジナル曲「Song for R.G」を演奏しました。まぁ、プロの音楽家としてのちょっとした意地もありましたかね。

そして、結果は大成功!

ガリアーノ氏はもちろんのこと、オーディエンス、会場スタッフ、皆さんに大変喜んでいただきました(ちなみに某協会はこの企画にかなり困惑し、非協力的であったことを追記しておきます)。

ボクのアコ、MORINOのこと

そして、この日はガリアーノ氏だけでなく、スエーデンのアコーディオン奏者、ラース・ホルム氏も来られており、ボクの使用しているアコーディオン、MORINOがプロトタイプのフリーベースで世界に数台しか存在しない希少なものだと教えてくれました。1940〜50年代に作られたもので、第3倍音を強調した木管楽器のような音が出るのが特徴だそうです。ホーナー社は実質、これ以外にコンバーター式のフリーベースを作っていないそうです(実際には1990年代に再度コンバータ式のものを作っていますが、製造中止しています)。

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また、イベント終了後に美しい女性がボクのアコーディオンの音色について熱心に尋ねてこられました。

「このアコーディオンはなぜこんなに美しい音がするの?」

「私が演奏しているからです」といいたいのをグっとこらえて、ラース・ホルム氏の受け売りをそのままお話ししました。

後になって、この美しい女性がガリアーノ氏の奥様ということを知りました。別れ際に他の方々とは握手されていましたが、ボクにだけフランス式のKissの挨拶をしてくれました。すっと英語で会話してたので、日本人と思われていなかったのかな(奥様とは逆にガリアーノ氏は英語が苦手そうでした)。

そんなこんなで、いろいろ想いの詰まった曲だということです。

アコーディナではなくて鍵ハモ

この曲のテーマで使われている楽器はアコーディナではありません。この当時、アコーディナはまだ持っていませんでした。

使っているのはスズキのメロディオン、Pro-37V2というモデルです。鍵ハモなのでボタンではなくて鍵盤ですね。でも、いわれなければ、先入観でアコーディナと思ってしまうんじゃないでしょうか。本人も鍵ハモを使っていたことをすっかり忘れてしまっていますからねー(笑)。

最近のアコーディナは楽器制作者による音色の違いはあるものの、機種による音の傾向は安定しています。しかし古いアコーディナだと楽器によって個体差があっていろんな音がします。

だから、鍵ハモだからこんな音、アコーディナだからこんな音、みたいなことは言い切れないんですね。

結局、何が言いたいかというと、機械的な構造やマテリアルは違っても奏者が同じなら、最終的な雰囲気は同じになってしまうということです。これを聴くと自分ながらもそう思います。

過去からのメッセージ

この曲の中のピアノももちろん自分で弾いています。初期の頃はピアノ演奏も同じ名前で発表していましたので、Spotifyで更新した中では「過去に出したピアノソロのアルバム」も含まれています。

2018年8月以降、すべての記事は「ブログ♪Note」で更新しています。音源レビューや音楽のリリース情報、日常の景色などの記事を掲載しています。是非ご覧下さい。

 

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神出高志と書きます。本名です。でもちょっと固いイメージなので、カタカナ表記にしています。

音楽製作ではヒビノカケラ、ピアノを弾くときは緒方悠と名乗っています。でカミデタカシはアコーディオンを弾くときです。全部同一人物です。明らかに表現方法が違うために、配信などでジャンル分けしたときに管理をわかりやすいようにしているのです。

毎日音楽と関わっています。死ぬまで続けます。それは単純に自分にとって一番、幸せになれる方法だからです。そういったことも含めて、いろいろブログに綴っていきたいと思っています。

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